このホームページでご案内しております製品情報は、
医科向け医療機器(医療機関で使用される機器)の情報で、
一般の方への情報ではありません。
内視鏡下外科手術
先端ソフトカップ部が卵巣表面に柔軟に吸着しますので、内容液の漏出が防止できます。 吸引ニードル先端部は段差形状。小さな穿刺孔から比較的粘性の高い内容液でも吸引できます。 吊り上げ法、気腹法の術式に応じて、ミニタイプ・ロングタイプの選択ができます。
卵巣嚢腫内液の吸引・洗浄、嚢腫壁のアルコール固定処理
先端の2つのバルーンで,卵巣膜をはさんで固定することができます。 この固定により卵巣嚢腫内液の吸引・洗浄時の漏れを最小限にすることが可能です。 アルコール固定を行う際,特に把持鉗子を必要としません。 広範囲での卵巣癒着において剥離操作が容易に行えます。 内針・誘導管は肉薄のパイプを使用しています。よって、内径が確保でき,比較的粘性の高い嚢腫内液の吸引が可能です。 2つのバルーンは,色分けされていますので,卵巣挿入時における識別が容易に行えます。
内視鏡用拡張器
全腹腔鏡下子宮全摘出術で使用する場合、前腟円蓋部の同定や、切離後の伸展補助や止血などに有用です。 鉗子類を挿入する際のリーク防止に役立つ、φ5mmデバイス用のリデューサーを別売りでご用意しております。
内視鏡下外科手術における子宮操作
先端の2つのバルーンで,子宮内部と子宮入口を固定でき,確実な子宮操作ができます。 バルーンによる固定で,マニピュレーターの術中における位置ずれが防止できます。 マニピュレーターの内部ルート(注入・送水ポート)から卵管等への色素注入が可能です。
臓器、組織または血管を非外傷性に把持、結合、圧迫または支持するために使用
頸管拡張なし超音波のガイド下で子宮腔内に挿入し、内膜ポリープ、IUD、子宮内異物などを除去することが可能です。(先端幅3mm)
帝王切開手術における切開創開口保持
素材の張力によって切開創 を開口させるため、十分な視野の確保が可能です。 切開創全体に比較的均一に力が加わり、開創による組織の挫滅や損傷を起こしにくい状態で開口させることができます。 切開創を開創保持する助手の介助の必要性が低減します。 切開創に密着するため、創感染を起こしにくく、切除臓器と体壁との接触を防止できます。
甲状腺良性腫瘍、バセドウ病、副甲状腺腫過形成等の甲状腺手術
吸引管があるため、術野をエナジーデバイスによるミストで遮らない良好視野での手術が可能です。 頸部吊り上げ法によるVANS法に甲状腺用ラッププロテクター®【FF0706S】と併用して使用します。(皮切2.5cm~3.5cm) 頸部に手術創がないため、術後の引きつれ等の症状が軽減され、整容性向上に期待できます。
内視鏡下での甲状腺切除術における、深部での左右血管周囲の剥離操作を行うための
甲状腺上極剥離用デバイス
低侵襲かつ簡単に視野確保でき、安全に剥離操作を行えます。 先端部には貫通孔があるため、結紮糸等を通すこともできます。 右巻きタイプと左巻きタイプの2種類があります。本製品は未滅菌品です。